小笠原の水先案内人

このごろの小笠原 blog

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杉並区の中学生

杉並区自然体験交流事業として、中学生たちが小笠原に来島されました。入港日の午後は、さっそく、宮之浜に集合しました。まずは、浜に落ちているゴミについてのレクチャーです。人間が海に捨てたゴミによって、どれほどサカナやイルカたちが迷惑しているのか、そうならないように私たちは何をすべきなのか、一緒に考えていただきました。

ブリーチデイ

あれ? 天気予報では晴天の凪と言っていたのに・・・。雲が厚く、風が強く吹いて、海は波が出てます。最初に遭った親子のザトウクジラは、どんどん北へ移動中。なので、このクジラたちを離れて、先に南島へ行きましょう。

近すぎ!

風が強くなってきました。出港してすぐ、湾沖で4頭のザトウクジラを見つけました。2頭のアダルトが、親子クジラを追いかけています。どのクジラも勢いよく、早い速度です。元気な子クジラが、跳び上がって身体を突き出します。

子クジラ

穏やかな海です。父島の南側で、イルカ情報がありました。金石沢で、ミナミハンドウイルカ4頭です。さっそく準備して、水中へ入ると、イルカたちは、まっすぐ向かって来ます。通り過ぎながら、こちらをチェックしてるイルカもいました。

派手な

南西の風が吹いて、西側はやや波立ってます。そんな海で最初に遭ったのは、ハシナガイルカたちでした。30頭が船を囲んで泳いでくれます。そのスマートな姿が美しいです。

交尾集団デイ

まずは南島を目指します。東尾根へ登ると、アーチの向こうの海にクジラのブローが見えました。扇池の砂浜を歩いているとき、ふと空を見上げると、雲の切れ間に太陽が見えました。下側が欠けている、部分日食です。

強風の中で

強い東風が吹いてます。東と南は大荒れですが、西の沿岸域はまだ穏やかです。野羊山を回り込んですぐ会ったのは、親子とエスコートの3頭のザトウクジラでした。子クジラは、ちょろちょろ動き回ってます。

スラップ

今日は、出港して、まずは南島へ上陸です。東尾根からは、クジラのブローも見えて、ちょっと得した気分です。その間、船は、親子のクジラをウォッチしてました。子クジラのすぐ横で、母クジラはたっぷり水をすくったフルークを上げて潜っていきました。

カメも

さて、それでは出港しましょう、というときに、いきなりイルカ情報がありました。クジラの説明を後回しにして、船を走らせながら、イルカスイムのご注意をお話しします。野羊山沖のミナミハンドウイルカたちは、広がって沖に向かって泳いでいました。

交尾集団

湾口のザトウクジラに行きましたが、すぐにその沖の激しいブローに気付いて、そちらに向かいました。4頭の交尾集団が追いかけっこをしてます。アンダーウォーターブローから、頭を突き出すように浮上してきます。

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