おがさわら丸出港前の半日ツアーです。

まずは、兄島海域公園のキャベツビーチで身体慣らしのスノーケリングです。
船上からでもサンゴがくっきり見えるほどの透明度でした。
初めてのかたも、すぐに上達されて、楽しまれていらっしゃいました。

スノーケリングの後は、兄島の滝之浦湾でハシナガイルカのウォッチングです。
100頭もが集まっていて、イルカ同士で遊んでいたりあちらこちらで得意のきりもみジャンプを見せたりしていました。

ハシナガイルカは、船に近付いてきます。
そのシャープな全身や特徴的な3つに分かれた体色もよく見えます。

1頭がジャンプすると、負けじと隣のイルカも大ジャンプを見せます。
それぞれ、迫力があります。

よく見ると、小さなコドモのイルカも、オトナに混じってきりもみジャンプをしていました。
まだまだオトナには敵いませんが、懸命に真似をする姿が愛おしいです。

皆さま、舳先から、そんな見応えのあるハシナガイルカを歓声を上げながら見てらっしゃいました。

弟島の南で、海面に浮いているアオウミガメを見つけました。
カメは、やや小柄でしょうか。
呼吸をしようと頭を上げたとたん、船に気付き、すっと潜っていきました。

黒浜で、イルカの背ビレがありました。
40頭ほどのハシナガイルカでした。
先の群れとは異なり、シャイで、すぐに潜ってしまいます。
潜ってる時間も長くて、離れたところへ浮上して来ます。
ずいぶん神経質なイルカたちですので、追うのはやめてすぐに離れました。

結局ミナミハンドウイルカには遭えませんでしたが、ハシナガイルカ2組をウォッチしました。
同じ種でもそれぞれ行動が異なるものだと改めて感じながら、帰港しました。