ハナゴンドウ
ー Risso's Dolphinー
ハナゴンドウは、体長3.5mくらいです。
灰色の体中に白いひっかき傷が広がり、年齢と共に体全体も白くなります。
頭は大きくやや角張っていて、おでこの真ん中が少しくぼんでいます。
くちばしはありません。
小笠原の外洋域で会うのは、非常にまれです。
Sea-Tacでも、OWAによるクジラ調査中に目撃した一例があるだけです。
このときは、船に寄ってきましたが、じきにいなくなってしまいました(ですので、この種だけは写真がありません)。
ハナゴンドウは形も色も特徴的なので、同定しやすい種です。
もっと観察する機会が多くなれば、その生態も知られてくるかもしれません。