海上保安庁の巡視船「いず」が来島。

25日は、船内で心肺蘇生法等安全講習会が行われた。
父島から29名が参加して、それぞれ指導を受けた。
全員が講習の経験者ではあったけど、方法は変化するので、常に新しい情報を知っていたいところ。
こういう機会に練習できるのは有り難い。

また、脈のとりかたや蘇生したあとにとるべき姿勢など、初めて教わることも。
丁寧に指導してもらい、参加者からはいろいろな質問も出る。

午後には、父島のダイビングショップのインストラクターたちが参加して、水中での合同訓練を行ったらしい。

26日は、見学会。
船内のあちこちを見せてもらう。
なにより、医療設備が整っていることに驚く。
潜水機材の中に誰か座っていると思ったら、訓練のための人形「ケリーくん」。
70kgあるそうで、なるほど、重い。
彼を使って、水底からの救助訓練などするとのこと。

潜水士によるデモンストレーションも行われた。
高い舳先から海に飛びこみ、三点を着けたまま、ロープをよじ登って船に戻る。
または、桟橋からロープを伝って舳先は上がる。
さすが「海猿」、力強い動きで船へ上がり、観客からは拍手が起きる。

「これからも小笠原の海を守ります」という頼もしい言葉で締めくくられた。
どうも有難うございました。
これからも宜しくお願いします。