小笠原の水先案内人

ホエールウォッチング-ザトウクジラ

ザトウクジラは、毎冬、北のアリューシャン列島から小笠原へ帰ってきます。ここで交尾・出産・子育てをしています。 彼らにとって、この小笠原は、次の世代に命を繋ぐ大切な海なのです。

ツアーでは

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Sea-Tacのツアーでは、時間をかけて、ザトウクジラのいろいろな生態を観察します。
脅かさないよう穏やかにアプローチするので、気を許したクジラが船に近づいてくることもあります。雄の群が激しく争うさまは迫力がありますし、子クジラは愛らしいです。
会うクジラごとに性格も異なり、見られる行動が違います。大きなブロー音、黒く輝く背ビレ、高く上がる尾ビレ、そのかたちも動きも変わります。
30年にわたるウォッチ経験をもとに、出会ったクジラについて詳しく解説します。

ソング

雄のザトウクジラは、不思議な旋律で歌います。 水中にマイクを入れると、その歌が聞こえます。
歌っているクジラが近くにいたら、ソングスイムのチャンスです。そっと海に滑り込むと、青一色の水中でクジラの歌に包まれます。クジラの姿は見えませんが、自然と感応できる素晴らしい体験のひとときです。
ソングスイムは、スノーケリング経験者を対象とします。また、歌っているクジラが近くにいる、海況の良いときに限ります。

イルカにも

ツアーでは、イルカも探します。ハシナガイルカの群に遭ったら、ウォッチしましょう。 ミナミハンドウイルカに出会ったら、スイムチャンスもあります。ただ、水温気温ともやや低く、風が強くてハードな海況のため、スノーケリング経験者を対象としています。 海況とイルカの状況によっては、スイムできないこともあります。 イルカ以外にも、アオウミガメやマンタを見ることが多い時期です。

海域公園と南島

ランチ休憩をとる兄島海域公園では、船上からサカナウォッチを楽しんでいただけます。穏やかなので、初心者でもスノーケリングできます。
南島にもご案内予定です。泳いでの上陸になりますので、泳がれないかたは、その間、南島周りでクジラを探しましょう。
海が荒れてるときは上陸できません。この季節は夏よりも上陸チャンスが少ないことをご了解ください。

ご注意

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ザトウシーズンは、風が強く曇りがちです。海況によっては、船上で波しぶきをかぶってしまうかもしれません。暖かい上着と滑りにくく濡れても構わない靴をご用意下さい。
ソングスイム・ドルフィンスイム・スノーケリング・南島上陸ご希望の方は、前もって洋服の下に水着を着ていらしてください。

シーズン

ザトウクジラのウォッチングシーズンは、1月から5月上旬のゴールデンウィークまでです。
巨きく美しい生きものとの出会いをお楽しみください。

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