夏空の中、今日もドルフィンスイムツアーに行ってきました!
出港したら、まずは南島に向かいます。
潮が高いうちに、扇池から泳いで上陸しました。
時々来る波のタイミングを見て、行きましょう。
お天気も良く、景色も一段とキレイです。
涼しい風も浴びて、歩いていて気持ちが良かったです。
南島から戻ると、サメ池前でミナミハンドウイルカと会いました。
潮波の中だったので、泳がずに船上からウォッチングしました。
5頭のイルカたちが波乗りをして遊んでいます。
水面下にイルカの姿が見えて、ずっと目で追うことができます。
船の側に何度も寄ってくるイルカたちでした。
ジニービーチ・ジョンビーチの前を通り、北へ走ります。
儀兵岩前にミナミハンドウイルカがいるとの情報が入りました。
ここは海況も穏やかなので、早速、泳ぐ準備をします。
10頭ほどの群れですが、水中に入るとそのうちの6頭が私たちに向かってやってきます。
最近よく会うフレンドリーなヤングイルカは、挨拶するかのように側まで来てくれました。
群れ自体ものんびりしていて、並んで泳ぐことができました。
ヤングだけでなく、アダルトも近付いてきました。
左目のないメッカと呼んでいるイルカです。
お腹を見せながら、くるくる回って遊んでくれました。
イルカと泳いだあとは、キャベツビーチでお昼とスノーケリング休憩をとります。
スノーケリング初めての方も、浮環に掴まりながらサカナウォッチングを楽しんでいらっしゃいました。
停泊している間に兄島瀬戸を通過していくハシナガイルカがいたので、それを探しに滝之浦を覗きました。 案の定、人丸島あたりにいました。
ハシナガ40頭ほどの群れが、やや広がっているようです。
浮上してきたと思ったら潜ってしまう、少し神経質なイルカたちでした。
それでも、ミナミハンドウとは違う体色やクチバシの長さなど舳先からご覧いただけました。
兄島の東側を北上していきます。
拳崎で折り返し、ハンマーヘッドシャークを見つけました。
ドルフィンツアーではあまり見かけないサメです。
水面をゆっくりしていて、ハンマー型の四角い頭もよくわかりました。
釣浜に停まって、スノーケリングとアフタヌーンティタイムです。
透明度もよく、水温も心地良いので、泳いでいても全く飽きません。
ユウゼンやハコフグ、ネムリブカの姿も観察できました。
岩場の突端にはダイサギが羽休めをしていました。
昨日はアオサギが飛んでいましたし、最近、小笠原ではサギが多く見られています。
しだいに強くなってきた西日を浴びながらの帰港でした。
イルカはもちろんですが、今日は貴重なハンマーヘッドシャークとも出会えました。
航行中は数え切れないぐらいのウミガメも見かけました。
小笠原は海に空にと、たくさんの生きもので溢れていると感じる1日でした。
2代目おがさわら丸は、明日の父島出港が最終航海になります。
今までの感謝の気持ちを込めて、明日の見送りは盛大にいきたいですね。(NAOMI)