今日は、20年来のハードリピーターさんとそのお連れさまが乗船されました。
雲が広がったすっきりしない天気でしたが、出港してから、みるみる晴れ間が広がります。
好天の凪という、最高のコンディションになりました。
南島へ走ると、今日も今年生まれのカツオドリが多く見られました。
岩場の高みから船を見下ろすトリたちもいれば、飛んで追いかけてくるトリたちもいます。
海面で休憩している集団の中には、頭を突っ込んで海の中を覗いてるトリもいます。
どのあたりまで見ることができるのでしょうか?
サカナはいたかしら?
イルカを見つけたら、教えてちょうだいな。
扇池の前も凪いでいます。
泳いで南島へ上陸しましょう。
皆さま泳ぎがお上手で、すいすいとアーチの下をくぐって行かれます。
濡れた体だと、歩くあいだに降り注ぐ強い日射しも苦になりません。
船に戻ってすぐ、沖にミナミハンドウイルカ情報です。
他の船が泳いでいるので、順番を待ちましょう。
2頭のイルカは、次々にヒトが入ってもあまりに気にしてないようです。
ゆっくりのんびり泳いでいます。
さあ、お待たせしました、順番が来ました。
用意をして、水中へ入りました。
青の向こうからイルカがまっすぐやって来ます。
やはりゆっくりのんびり、すぐ横を通過していきます。
遊びモードではないけれど、嫌がって方向を変えることもありません。
白砂の上をゆうゆうと泳ぐイルカが美しいです。
「イルカにこんなに近づけるとは思わなかった!」とお連れさまたちも喜んでらっしゃいました。
イルカの姿が海面にも映ります。
太陽の日射しが体表を縞模様に染め上げます。
こんな光景は、晴れた凪の日ならでは。
間近で眺めているだけで、幸福感に包まれます。
泳いだあとは、兄島海域公園に向かいました。
キャベツビーチでランチをとってから、スノーケリングです。
いつもながら、船を囲むサカナだらけでした。
「もっとサンゴを見たい!」というご要望に応えて、タマナビーチからドリフトスノーケリングをしました。
大潮なので、流れに乗って楽ちんです。
海面にいるだけで、キレイなサンゴが次から次へと真下に見られます。
船に戻られると、「宇宙遊泳みたいだった!」とおっしゃってました。
次は、宮之浜で停まりましょう。
お茶を飲みながら日向ぼっこして、泳いで冷えた体を温めます。
昔の島の話題や以前のスタッフの噂にも花が咲きます。
それから、今度は宮之浜のサンゴウォッチのスノーケリングです。
中之島のあたりまで、ゆっくり泳いでらっしゃいました。
たっぷりスノーケリングも楽しんでいただき、やや早めに帰港しました。
シャワーを浴びてから夕日ウォッチに間に合いそうです。
また来年もいらして下さいね。