東京では雨模様のようですが、小笠原は好天に恵まれています。
出港前にイルカの情報をもらいました。
二見湾を出て、北に向かいます。
瓢箪島の北西にミナミハンドウイルカとハシナガイルカの混群がいました。
イルカたちは、じきにそれぞれに別れました。
ミナミハンドウイルカを目指してスイムしましょう。
7頭のイルカが、まっすぐやって来ます。
ヒトが近付いてもそのままで、方向を変えません。
次々に、すぐ横や下を通り過ぎていきました。
透明度が良く、海底やサカナもよく見えます。
間近を泳ぐイルカの体には、さまざまな傷もついています。
スイムのあとは、ハシナガイルカに戻ってウォッチです。
70頭がやや広がっていて、船首波にも乗りに来ました。
水面下の姿もわかりやすいです。
海藻を胸ビレに付けて遊んでるイルカもいます。
そういえば、数日前にも同じ遊びをしているハシナガがいましたっけ。
最近、ハシナガの中で流行ってるのかしら?
兄島海域公園キャベツビーチでスノーケリングをしました。
太陽に輝いて、水温も高く、最高のコンディションです。
滝之浦をぐるっと回って、釣浜でランチとスノーケリングです。
ここはクマノミポイントが2箇所あります。
どちらも、イソギンチャクの中にオレンジ色のクマノミベビーがたくさんいました。
西島の北にミナミハンドウイルカ9頭いるとの情報がありました。
すっかりスノーケリングにもスイムにも慣れた皆さまは、どんどん潜ってイルカに近付きます。
潜って見上げると、鮮やかな青に染まったイルカの姿が美しいです。
イルカも、ヒトがいても気にしてませんでした。
南島へ泳いで上陸しました。
扇池のアーチの下は、アオウミガメも通って上陸します。
上陸されないピリーターさんたちは、沖でミナミハンドウイルカ3頭と遭いました。
しきりに息を吐いているイルカは、こちらに何か話しかけてるのでしょうか。
リピーターさんが上手にイルカに近付きます。
しばらく、並んで一緒に泳いでらっしゃいました。
あら、水中にアオウミガメもいます。
まるで、海底のイルカをウォッチしてるようですね。
アオウミガメにもそっと近づけて、ドルフィン&タートルスイムになりました。
上陸されたかたたちが戻られてからも、さっきのイルカと泳ぎました。
3頭が、揃って正面からやって来ます。
潜ったかと思っても、じきに浮上して来て、ヒトと回ってくれました。
ご機嫌なイルカに遭えてよかったです。
ハードリピーターさんたちで、ハートロック前の記念撮影です。
毎夏、必ず父島で顔を合わせるメンバーです。
このかたたちの写真を撮らないと、夏になった気がしません。
朝一番から帰港間際の時間まで、イルカを楽しめました。
この海況とイルカ運が続きますように。