研修から戻った小笠原は、凪です。
まずは南島へ上陸しましよう。
誰もいない砂浜には、アオウミガメが産卵上陸した足跡が何本も伸びていました。
船に戻って、ミナミハンドウイルカに遭いました。
8頭にエントリーすると、群れはそのまま泳ぎ去ろうとしてるのに、1頭だけが向きを変えて寄ってきました。
あ、バイトです!
バイトは、くるくる回って遊んでくれました。
こちらを見るその眼が笑ってます。
イルカたちと並んで泳ぐのも楽しいです。
ワタシたちもイルカも、青に染まります。
兄島海域公園キャベツビーチに停まって、ランチとスノーケリングです。
海中のサンゴが、船上からもくっきり見えます。
東を南下して、巽崎の手前でマンタを見つけました。
両ビレを羽ばたかせて、水中を飛ぶように泳いでいます。
と、海中でひっくり返って、浮いている私たちを見ています。
マンタには、海面でバタバタしてる妙な生きものたちがどう映ったのかしら。
南へ回り込んだところで、ハシナガイルカの群がいました。
波に乗って滑り降りては、また波上に泳いではサーフィンしてます。
得意のスピンジャンプも見せてくれます。
何回転してるでしょうか。
群れに混じっていたミナミハンドウも、ハシナガを真似て、ジャンプ!
尾の付け根まで跳び上がってるけど、重い体のせいか、全然スピンはできてません。
そのまま叩きつけるような着水だけど、それでもジャンプするのが面白いようです。
ミナミハンドウは、何回も繰り返してました。
最後は、境浦の座礁船に寄りました。
次第に船のかたちを失いつつある濱江丸、40年前の写真と見比べつつ、感慨に浸ります。
興味をお持ちになり、ツアーの帰りにここでスノーケリングされるかたもいらっしゃいました。
この凪が続くといいですね。(TOMOKO)