今日は、バードウォッチャーグループのチャーターツアーです。
クジライルカもご所望ですが、どんな出会いがあるでしょうか。

小港沖でハシナガイルカの群を見つけました。
晴れてる海でのスマートな彼らは、被写体として最高です。


イルカたちが、船に近付いてきました。
水面下の姿もくっきり見えます。


南島の回りでは、カツオドリのヒナをウォッチしました。
だいぶ大きくなったけど、まだ白い羽毛に包まれてます。


こちらのヒナには、母ドリがつききりでした。
翼を広げて、コドモに日影をつくってるのでしょうか。


ミナミハンドウイルカ2頭が、サメ池沖にいました。
親子で、波に乗って遊んでいるようでした。


南から東へ回り、東島の浅瀬で、別のミナミハンドウイルカを見つけました。
4頭が、のんびりしてました。


その先の岩場には、クロアジサシが停まってました。
海ドリの中でも美しく、個人的にも大好きなトリです。


昼休憩は、兄島海域公園キャベツビーチでとりました。
船上からも、水中のサンゴがよく見えました。


午後は、外洋域へ走りました。
水深1000mラインを北上しながら、マッコウを捜しました。
途中には、アナドリやオナガミズナギドリがあちこちにいました。


孫島沖で、マッコウクジラを見つけました。
特徴である、斜めに上がるブローです。


丸い頭の左側に鼻の穴が見えます。
その体表には皺が刻まれて、水流の抵抗を減らしています。


母クジラが尾を上げて潜っていきました。
横に並んでいる子クジラもあとを追いましたが、きっと、海底までは行けずに、途中で引き返してくることでしょう。


次々にマッコウクジラをウォッチできました。
さあ、それでは父島に戻りましょう。

今日の皆さまは、トリ目的の高級カメラをお持ちのかたが多かったです。
クジライルカはどんなふうに撮れたのでしょう。
成果が楽しみですね。(TOMOKO)