シルバーウイークで大勢の観光客が来島されたのに、海は大荒れになりました。
二日間のツアーを欠航せざるを得なく、おがさわら丸出港前の半日ツアーには順延されたかたたちが乗船されました。

半日という限られた時間ですが、さあ、イルカに遭えるでしょうか。
少し前にイルカがいたかもしれない、という情報で、西島へ走りました。
でも、その辺りにイルカは見つけられません。

次は、南島の沖でイルカがいるとの連絡です。

そちらへ向かいましたけど、荒れた波の中へイルカは去ってしまったとのこと。
着いた先には波が大きく、ここでイルカを見つけてもスイムは無理という状況でした。

三度目の正直（？）の情報は、ウェザー下のミナミハンドウでした。
今度こそ、イルカの姿を確認できました。
海況も穏やかで、待ちに待ったドルフィンスイムです！


青い海の中、6頭のミナミハンドウがまっすぐやって来ました。
並んで泳ぐと、横目でこちらを伺ってました。


イルカたちは、まとまってゆっくり泳いでいました。
リピーターさんは潜ってらっしゃるし、ビギナーさんは海面からその姿を追ってらっしゃいました。


ミナミハンドウから離れて、南浮磯のハシナガイルカへ行きました。
40頭ほどが、のんびりしています。


休息モードのハシナガたちですが、イルカ同士で遊んでいるようすもありました。
仰向けになって尾ビレで海面を叩いているイルカもいました。


イルカたちは、舳先にも寄ってきました。
船首波に乗って楽しそうに泳ぐイルカの姿が、水面下にくっきりと見えました。


兄島海域公園キャベツビーチでスノーケリングです。
水温も高く、いつも通りにサカナに大歓迎されました。


泳いでいる上を珍しいトリが飛んでいました。
時々見かけるアジサシより小型ですが、それでもアジサシの一種かしら？
わかるかた、どうぞ教えて下さい。


下船時の、「もう、大満足！」という声が嬉しかったです。
ぜひまたいらして、今度こそ一日ツアーで小笠原の海をもっと満喫されて下さいね。（TOMOKO）