青空が広がり、気持ち良い海です。
二見湾を出たところで、ミナミハンドウイルカを見つけました。
と言うより、イルカの方が船を見つけて、舳先に寄ってきました。
波があるけど、全員がスイム経験者もしくはレッスンツアーに参加されたかたたちです。
さっそく、泳ぐ用意をしましょう。
寄ってきたイルカなのに、波に隠れてしまい、あら、どこへ行ったでしょう?
ちょっと時間がかかりましたが、何とかまた姿を見つけて、水中へ。
イルカの親子が、まっすぐに近付いて来ました。
子イルカは、母さんから離れて遊ぼうとします。
12月も下旬なのに、日射しのおかげで海の青が美しいです。
誘うと、水中でくるくる回ってくれました。
それから、慌てて母イルカのあとを追っていきました。
遊んでくれて有り難う、またね。
南島の扇池を覗きますけど、まだ昨日までのうねりが残っていました。
上陸は諦めましょう。
南へ回り、ハートロック背景に記念写真を撮りました。
昨日よりもいっそう、空と海が鮮やかな色ですね。
クジラを探しながら走って、兄島海域公園で停まりました。
何はおいてもスノーケリングと、器材を手にとるかたもいらっしゃいます。
いやいや、先に腹ごしらえと、お弁当を広げるかたも。
海上でも船上でも、お客様とスタッフとの賑やかな声が響きます。
午後は、東側へ走りかけましたが、波がありました。
戻って西側を北上、ぐるっと沖を回って、滝之浦でもスノーケリングタイムです。
バラ沈というポイントは、やや深めですけど、沈んだ船の残骸が広がり、趣のある海中景観です。
さすがに、泳いだあとの暖かいアフタヌーンティが嬉しい季節になりました。
今日はクジラのブローがありません。
小港を捜してから、湾内へ戻りました。
最後は境浦の濱江丸ウォッチです。
沈んだ部分も海面下によく見えます。
先ほどの沈船とはまた異なる、座礁船のようすでした。
晴れた日の輝く海は、小笠原としてお客様への何よりのご馳走です。
ミナミハンドウとのスイムにも大満足でした。
この次は、ザトウクジラのピークシーズンにもいらして下さいね。(TOMOKO)