二見湾を出て、まずは南を目指していたら、イルカの情報がありました。
Uターンして、ウエザー沖に向かいましょう。

8頭のミナミハンドウイルカです。
水中に入ると、群れがまっすぐ向かって来ました。

イルカたちはゆっくりしていますが、うち2頭がイルカ同士で遊んでいます。
ちょっと停まって2頭で絡み合っては、また群れに戻っていきます。
どうやら、ヒトと遊ぶ気分ではないようです。
それでも、イルカたちはすぐ横や下を通過していきました。

イルカが去った海で待っていると、Dancing Whaleが迎えに来ます。
青空と青い海が白い船体に映えますね。

さて、次は南島へ上陸しましょう。
アーチの向こうの砂浜も輝いています。
泳いでいく途中には、サカナもたくさん待っています。

お昼休憩は、いつもの兄島海域公園です。
日射しが強く、サンゴもサカナもいっそうカラフルです。
いつまでも泳いでいられますね。

弟島沖にザトウクジラがいると聞き、向かっている途中でハシナガイルカを見つけました。
80頭くらいが船を囲んで併走します。

時々アクティブな行動を見せるイルカもいました。
細長いクチバシ、黒目がちの瞳、三色に分かれた体色もくっきり見えます。

得意のジャンプも披露してくれました。
いかにも楽しそうなイルカの姿に、見ている私たちもワクワクさせられます。

ザトウクジラは、その北でブローを上げています。
13分間隔で浮上して、尾を上げずにすーっと潜っていきました。

もっとザトウを見ていたいけど、ミナミハンドウの無線が入りました。
瓢箪島の北に8頭のイルカです。

そちらの群れにエントリーすると、やや早い速度で通り過ぎていきます。
横に並ぶこちらを見てはいますが、そのまま去って行きました。

あ、マダムがいますね。
右胴の白い痣が特徴のイルカです。
気まぐれマダムも、今日はちょっとお急ぎモードでしょうか。
それでも、しばらく並んで泳がせてくれました。

スイムの後は、船上からウォッチ。
上半身を伸び上がるようにするイルカもいました。

それから、ザトウクジラを捜して南島沖まで走りましたけど、うーん、ブローを見つけられませんでした。
どうやら、すでにクジラの動きは早くなっているようです。
沖では、ミズナギドリの群れが休憩していたり鳥山をつくっていたりと、多く見られました。

この最高の天気と海況とイルカ運がGW中続くと良いですね。