今日も晴れて、凪です。
 どんな出会いがあるか、ワクワクしながら出港です。
瓢箪島の北にイルカがいるとの情報を貰いました。
 見つけられるかしらと向かったら、いました、イルカたち。
 ハシナガイルカとミナミハンドウイルカの混群です。
 ミナミハンドウイルカはずいぶん広がっています。
 さて、何頭いるでしょうか。
 30頭? 40頭? とても全体を把握しきれません。
 水中に入ると、寄ってきてくれました。
 ヒトとイルカが混じって泳いでいます。
 
 イルカ玉を撮ろうとしていたら、1頭のヤングが間に割り込んできて、遊ぼうよと誘います。
 この誘いには、乗るしかありません。
 群れを撮るのは諦めて、彼とぐるぐる回って遊びました。

 スイムのあとは、船上からウォッチしました。
 ミナミハンドウとハシナガが、交互に船に近付いてきます。
 ハシナガイルカは、細長いクチバシから先にスマートに浮上して来ます。

 イルカに続いて、ギヘイ岩の沖でザトウクジラの親子を見つけました。
 ゆっくりしている2頭は、呼吸を繰り返したあと潜っていきます。
 母クジラはきれいにフルークを上げました。

 揃って潜ったと思ったら、子クジラが、突然、ブリーチ!
 ああ、びっくりした。
 船の前で跳んでくれたので、皆さま、見られたようです。
 慌ててシャッターを押したので、写真はぶれてしまいました。
 いかにも子クジラらしい、胸ビレを振り回してのジャンプですね。

 兄島海域公園キャベツビーチでランチとスノーケリングです。
 今日の皆さまは、流れに負けず、ぐいぐい泳いでらっしゃいました。

 二見湾に戻って、小笠原返還50周年記念ヨットレースのスタートを見物しました。
 青空のもと、12隻のヨットが帆を並べているさまは、美しいです。
 ヨットの大きさやかたちが異なり、門外漢としても興味深く眺めてました。
 12時ちょうど、ホーンを合図に各ヨット、いっせいに走り始めました。
 先頭のヨットは速いですね。
 全員が無事に三浦半島のゴールに辿り着きますように。

 南島へ、泳いで上陸しました。
 その間、上陸されないかたは、沖でミナミハンドウイルカを見つけました。
 やや波がありますが、ハードリピーターさんはへっちゃらでスイム、回ってくれるイルカもいました。

 上陸組をピックアップしてから、さっきのイルカへ戻ります。
 水中で、6頭が寄ってきてくれます。
 ヒトと回るイルカもいれば、ウンチして逃げているイルカもいました。
 それぞれの動きが面白いです。

 ハートロックから、南島瀬戸を抜けて、沖を回りながら帰港しました。
今日会ったイルカは、全部で何頭いたでしょうか。
 たくさんのイルカに遊んでもらった一日でした。
