おがさわら丸出港後の今日は、スタッフだけでプライベートツアーです。
ドルフィンスイムでもお客様だけを見ているスタッフに、たまにはゆっくりスイムを楽しんで欲しいので。
さぁ、スイムするためにはイルカを探さなくてはなりません。
まだイルカを見つけたことがないアシスタントや研修生の練習も兼ねてます。

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船は、父島の西から、南へ回りました。
ハートロックの前で記念撮影をしましょうか。
いつもはお客様のカメラのシャッターを押してますけど、自分の写真はありませんからね。
研修生にとっては貴重な撮影チャンスです。

東へ回って、丹念に探していきますが、なかなかイルカを見つけられません。
いったん長崎で停まって、スノーケリングをしました。
ツバメウオをよく見るポイントで、アシスタントも研修生も、初めてのツバメウオをじっくり観察していました。

兄島から弟島へ、東側を走ります。
うーん、イルカはいません。

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弟島の北の端を回り込んだところで、アシスタントが声を上げました。
「なんか、赤いものが・・・」
赤いもの? 何、それ? ゴミ?
波の中を見ていると、あらら、イルカです!
確かに、赤いものが傍に見えますね。

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「サカナをくわえてるイルカだ!」というキャプテンの声で、スイムの用意です。
海に入ったら、1頭のミナミハンドウイルカが寄ってきました。
フレンドリーなイルカに、スタッフたちはそれぞれ楽しそうに泳いでいます。

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サカナをくわえているもう1頭は、少し離れたところでお食事中でした。
赤が鮮やかな、バラハタですね。
イルカは、クチバシの上に乗せて遊んだりしながら、振り回してはちぎって食べています。

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ときどき、海面にいるこちらに見せびらかすように近付いて来ます。
ぽいっと水中に放り出して、私の回りをぐるりと泳いでは、またサカナを取りに戻ります。
噛みちぎった端もいちいち拾いながら食べていて、最後は、尾ビレまで綺麗に飲み込んでいました。
そして、先行したもう1頭を追いかけていきました。

スイムを楽しんだあとは、孫島瀬戸でランチにしました。
それから、孫島を回って、西側を下ります。

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西島の西でハシナガイルカを見つけました。
50頭が、波に乗って遊んでいました。
ずいぶん小さなベビーもいて、母イルカの横で生意気に跳んでます。

西島北でスノーケリングをしました。
ここにもツバメウオがいますね。
真下にはツノダシもいるし、岸寄りの浅瀬には小さめのサカナの群がいます。
スタッフも、「大好きなポイントです」と笑顔を見せていました。

ミナミハンドウイルカとのスイムにハシナガイルカウォッチと、皆、楽しんだかしら。
今日はたっぷり遊んだのだから、次便からも張り切って働いてもらいましょう。