おがさわら丸入出港日です。
午前は、ドルフィンスイム半日ツアーを催行しました。
一日ツアーより時間が限られるぶん、果たしてイルカに遭えるかしらとちょっとドキドキしながらの出港でしたが・・・!


まず会ったのは、ハシナガイルカの群です。
ベタ凪の海で、イルカたちはのんびりモード。
ほとんど深く潜らずに、ずっと船と併走します。
ハシナガって、本当に青い凪が似合います。


水面下の姿もよく見えますし、船首波にも乗りに来ます。
仰向けになってこちらの様子を見ながら、ぴーぴーと話しかけてきます。
晴れて凪でののんびりイルカという、最高のコンディションです。


ハシナガイルカと離れたあとは、ミナミハンドウイルカを捜して、南へ。
背ビレが見つからずに、今度は北上します。
途中で、沖を走ってくるおがさわら丸が見えました。


弟島の手前まで行ったところで、イルカ情報がありました。
西沖にミナミハンドウとのことです。
イルカたちは、広くばらけています。
水中に入ると、群れがやって来て、近くを通過していきます。
海中まで差し込む日の光が、イルカのからだに模様をつくります。


親子に近付こうとしたら、別のイルカが回り込んできて、私を誘います。
これは、親子を守る、囮のイルカですね。
こういうときは、素直に囮に従います。
囮のイルカは、私とくるりんと回ったあと、さーっと親子を追っていきました。


終わってみれば、半日とは思えないような、充実したイルカスイムとウォッチになりました。
こんな穏やかな海を、今日到着された皆さまにも楽しんでいただけるはずです。