さて、それではいよいよ出港、というときに、いきなりイルカ情報がありました。
クジラの説明を後回しにして、船を走らせながら、イルカスイムのご注意をお話しします。

野羊山沖のミナミハンドウイルカたちは、広がって沖に向かって泳いでいました。
ちょっと早いな、難しいかなと思いつつ、タイミングを見て海へ。
3頭が、さーっとすぐ横を通りすぎていきました。
あきらかに急いでいるイルカたちに、それ以上追うのは諦めました。

親子とエスコートの3頭のザトウクジラが近くにいます。
子クジラが母さんたちの回りでちょろちょろしていて、何かしそうですねぇ。
エスコートは、フルークを上げて潜っていきます。

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南島へ、サメ池から上陸しました。
他の船のお客様も多く上陸されてましたけど、扇池ではちょうど誰もいませんでした。
アーチの前の景色を独り占めです!

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船に戻ってすぐに、親子クジラです。
浅いところをゆっくりしていて、子クジラは潜ってもすぐに浮上してきます。
鼻の穴を大きく開けて、たっぷり息を吸い込んでます。

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沖のブリーチを見つけて寄りますが、近付く頃にはやめてしまいました。
また跳ばないかなと様子を見ていたら、またイルカ情報があり、そちらへ向かいます。

二本岩で、ミナミハンドウイルカ11頭です。
今度のイルカたちはゆっくりしてますね。
水中に入ると、まとまって横や下を通過します。
サカナも多く、海中の景色が綺麗でした。

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水面にアオウミガメが浮いてました。
交尾産卵のために、本州沖から小笠原までやって来ます。
そろそろ、彼らの交尾シーズンですね。
カメは、頭を上げて呼吸を繰り返してから、やおら潜っていきました。
これからお相手を捜すのかしら?
良いお相手が見つかりますように。

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いつの間にか、お昼の時間も過ぎてしまいました。
兄島海域公園キャベツビーチまで走り、ランチとスノーケリングにしましょう。
海から上がると、北風が冷たくて、また早々に海に戻られるかたもいらっしゃいました。

瀬戸の西で親子とザトウクジラの3頭に遭いました。
どうやら、オスが親子を追いかけてるようです。
追われた勢いのままに、揃って船に超接近してきちゃいました。
船の下を通って、真横でフルークを振り回します。
このクジラたち以外にも、あっちにもこっちにもブローがあって、どれも気になります。

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帰港間際の湾口で、ミナミハンドウイルカ4頭を見つけました。
船上からウォッチしてると、代わる代わる船首波に乗りに来ます。
これだけ近くでゆっくり見られると、泳がなくてもイイですね。

クジラにイルカにカメにと次々遭った、忙しい一日でした。