昨朝の霧と打って変わって、晴れ渡った空です。
今日は暑くなりそうです。
南島海域公園のあたりは、走る船からも海底が見えるほどくっきり透き通っていました。
南島に泳いで上陸しました。
扇池への途中には、ネムリブカも見られました。
サンゴダストの白砂が光を反射して、サングラスがないと眼を開けられないくらいに眩しいです。
船に戻ったあと、イルカの情報を受けて、北上しました。
西島でミナミハンドウイルカ16頭の群れです。
水中に入ってみると、数頭が興味を持って私たちに寄ってきました。
誘うと、1頭がくるくる回って遊びます。
それを見ていたもう1頭も、加わってきました。
2頭で一緒に遊んでくれるのは嬉しいけれど、どっちを見たらいいのか迷ってるうちに、息切れです。
1頭づつ順番に遊んでくれるといいのに、と贅沢な感想を呟いてみます。
イルカたちは、まとまって泳いでいきます。
さっきのように遊んでくれるときもあれば、イルカ同士でゆっくりしているときもあります。
まったくヒトを嫌がらないので、たっぷりスイムをお楽しみいただけました。
スイムを切り上げて船上からウォッチしていると、イルカがジャンプを見せました。
全身が海面に出る、ミナミハンドウにしては鮮やかなジャンプです。
なんと、3頭揃っての見事なシンクロジャンプも披露してくれました。
ハシナガイルカと違って、ミナミハンドウイルカのこんな跳び方はとても珍しいです。
兄島海域公園でランチとスノーケリング休憩をとりました。
船上からでもカラフルなサカナやサンゴが見えますが、スノーケリングでの間近な景色はいっそう魅力的です。
午後は、兄島の東に走りました。
水面下に見つけた黒い影は、そう、マンタです。
慌ててスイムの準備をしましたが、間に合いませんでした。
でも、そのあともマンタを見つけました。
2尾目は、船の横でひっくり返って白いお腹を見せたあと、すーっと潜ってしまいました。
3尾目は、スイムが間に合いました! 水中で、まるで飛んでいるかのように悠然と泳ぐ大きなマンタを観察できました!
4尾目は、舳先からウォッチです。
こんなに次々と出遭えるなんて、いよいよマンタシーズンも開幕でしょうか。
弟島で折り返して、釣浜でスノーケリングとアフタヌーンティタイムです。
ここも透明度が抜群のコンディションで、小笠原ならではのシックな黒いクマノミやアオウミガメをご覧いただきました。
イルカにマンタにスイムできて、充実した一日ツアーになりました。(NAOMI)