おがさわら丸出港前の半日ツアーです。
時間が限られるぶん、一日ツアーよりもイルカに遭えるかとハラハラしちゃうのですが、さて・・・?

湾口で、他船が泳いでるところに行きあわせました。
ミナミハンドウイルカがいるそうです。
順番を待って、早速スイムです。
海に入ると、6頭がまとまってこちらへ向かって来ました。


6頭が通り過ぎたあとから、もう1頭が来ます。
ん? マダムですね?
リーダーとして、仲間の後ろを守っているのかしら。


いっとき動きが早くなりましたが、またイルカたちは落ち着きました。
海底が見える浅場で、ゆっくり泳いでいました。


ハートロックの下では、ハシナガイルカの群です。
50頭ほどで、行ったり来たりしてました。


やや潜りがちで、ちょっと神経質かもしれません。
それでも、ときにジャンプも見せてくれました。


船の近くに浮上することもありました。
子イルカが頭を持ち上げて呼吸していました。


イルカを観ているときに、他船から「シャチのブリーチがあったかも」という連絡がありました。
シャチが!? こんなところで!?
小笠原でのシャチの目撃例は稀少ですが、全くあり得ないわけでもありません。
というわけで、そちらへ向かい、探してみました。
3隻であちらこちらを走りましたけど、それらしいものは見つけられないですね・・・。

サメ池前でマンタを見つけてスイムしました。
そろそろマンタの機会も減っているので、会えたのは幸運でした。


そろそろ帰港しかけたところで、南浮磯沖で背ビレを見つけました。
ミナミハンドウです。
急いで用意してエントリーすると、5頭のイルカたちです。


ミナミハンドウは、体の傷や切れ込みなどで個体を識別できます。
このイルカたちも、わかりやすい傷がありますね。


中にはライティ親子もいました。
近付くと、じっとこちらを見ていて、何を思っているのでしょうか。


時間ギリギリまで泳いで、帰港しました。
半日ツアーでも、たっぷりイルカを楽しめました。(TOMOKO)