おがさわら丸出港前半日ツアーです。
昨日・一昨日を充実したツアーが続きましたが、さて、今日はどうでしょうか。
船を南へ走らせます。
南島の沖合から回り込んだところでイルカの情報が入りました。
ハートロック前にミナミハンドウがいるようです。
早速、私たちも向かいます。
海に入ると、イルカたちがこちらへやって来ます。
先頭集団を目指して潜りかけたところで、あれ?おかしい?!
なんと、ハシナガイルカも3頭だけ混じっていました。
細長いクチバシと全身に驚いて、つい、3度見してしまいました。
ハシナガの後ろからは、今度こそ、ミナミハンドウが泳いできました。
7頭の群れで、子イルカもいます。
ヒトたちに気がついて、向きを変えて来ました。
あちらのヒトを見に行ったりこちらのヒトに寄ってみたりと、好奇心旺盛です。
子イルカは、ひっくり返ってヒトを観察していました。
そのお腹には、くっきりとコバンザメに噛まれた跡があります。
これだけえぐられると、さすがに痛かったでしょうね。
群れはゆっくり岸寄りを移動しています。
ふと気が向いたのか、アダルトたちもヒトに近付いて来ました。
タイミングを合わせると、そのままくるくる回ってくれます。
本当に、ドルフィンスイムはイルカ次第。
ヒトはイルカのご機嫌伺いをするしかありません。
今日もその気になってくれてありがとう、また遊んでください!
ジョン沖でスノーケリングタイムを取りました。
お天気が良く、海も凪いでいるので、一帯の景色が輝いています。
まるで夏が戻ってきたようです。
今度は、天之浦でミナミハンドウの情報です。
休息モードの3頭が、下をすーっと通り過ぎて行きます。
もしかしたら寝ているのかもしれません。
彼らのお邪魔をしないよう、スイムは早めに切り上げました。
南側は、気持ち良い凪です。
海の青さがひときわ眩しい中を走って帰港しました。
これだけ美しい海では、後ろ髪を引かれて、おがさわら丸に乗りたくなくなりそうです。
とはいえ、行ってらっしゃい。
またのご来島をお待ちしております。(NAOMI)