海況が安定しない日も増えて、いよいよ冬らしくなっています。
それでも、今便は海が穏やかな予報です。

南島に向かっていたら、焼き場沖にハシナガイルカの情報です。
まずはハシナガウォッチをしましょう。
今日は岸のすぐ近くでも泳いでいました。

船にも嫌がらずに近付いて来ます。
水面下を泳ぐ姿もくっきりです。
そしてそのまま、細長いクチバシを出しながら呼吸します。

動きが不規則で、休息モードです。
このあたりではハシナガをあまり見なくなったと感じていたので、戻ってきてくれて嬉しいです。

南島への上陸準備をしていたら、またまたイルカ情報です。
今度はサメ池前でミナミハンドウイルカです。
6頭のイルカたちが、青い海の中をまとまってやって来ます。

ヒトには全く興味が無いようで、通り過ぎていきます。
でも、タイミングを合わせれば、すぐ側を泳ぐことができました。

白砂の上を、イルカが悠々と進んでいきます。
美しい砂紋とイルカ、白黒のコントラストが映えます。
砂に身体をこすりつけている仕草も見られました。

ドルフィンスイムのあとは、改めて、南島へ上陸します。
誰も居ない砂浜をぐるっと一周します。
砂浜をゆっくり散策されたいかたには、この時期が穴場かもしれません。

ハートロック背景に写真を撮り、ジョンビーチにてお昼休憩です。
ここは隆起サンゴ地質と溶岩地質、どちらも見られる珍しいポイントです。

北上し、キャベツビーチに停まります。
さて、スノーケリングを楽しみましょう!
海に入ると、たくさんのサカナたちが近寄ってきます。
サカナにストーキングされる体験は、なかなかできませんね。

最後に、リクエストがあった濱江丸を、船上から観察します。
次第に朽ちていくこの船を、あと何年見ることができるでしょうか。

今日出会ったイルカたちを振り返りながら、船は帰港しました。
皆さまのまたのご乗船、お待ちしております。(NAOMI)