今シーズンもそろそろ終盤のマッコウ&ドルフィンツアー、西は穏やかですが、マッコウがいる外洋はどうかしらと思いながらの出航です。

2015_11_09_1
まず、船を南へ走らせます。南島周りで、ダイビングボートがイルカ情報を教えてくれました。
早速エントリーしたら、ミナミハンドウイルカがダイバーの回りにいます。水中イルカなんて、ラッキーなダイビングですね。
9頭のイルカは、ダイバーだけでなく、私たちにも近付いてくれました。
真っ直ぐ向かってきては、並んだり回ったりと、ご機嫌です。
ヤングが多く、むしろこちらが観察されているようでした。ドルフィンスイムならぬ、ヒューマンスイムでしょうか。

2015_11_09_4

スイムしてる間も、若いカツオドリが船やヒトを見ようと近付いて来ます。
今年生まれのカツオドリくんも、立派な面構えになりました。
眼光の鋭さはいっちょ前で、空から私たちにガンを飛ばしてきます。
彼らも、イルカに負けず、ヒューマンウォッチというわけです。
その逞しさで、これからの長旅を無事に乗り越えて欲しいところです。

2015_11_09_2

イルカたちとのスイムのあとは、南島へ泳いで上陸です。
扇池のアーチの下は、イワシがたくさん群れています。イワシの間を通ってのスノーケリングは、なんて気持ちが良いのでしょう。
上陸してから振り返ってみると、アーチの外に愛艇Dancing Whaleが見えていました。
今便が終わると自然観察路の利用も休止となりますので、ぎりぎりのタイミングで歩いていただきました。

南島から戻ると、ジニービーチ・ジョンビーチを眺めて、ジョン沖でランチとスノーケリングです。
ここに広がるテーブルサンゴの周りでは、日射しの中のサカナも輝いて見えます。
皆さま、何度も潜って、観察なさっていました。

2015_11_09_5

午後からは、マッコウクジラを探しに沖に出ます。
水深1000mラインを越えたか越えないかの海域で、いきなりマッコウクジラのブローを見つけました。
水中マイクを入れて方向を捜す前の唐突な登場に、びっくりです。
ややうねりがありますが、ウォッチにはまったく問題ありません。
舳先から眺めていると、マッコウはブローを繰りかえして、潜っていきました。
その後も、次々とマッコウクジラを見つけます。

2015_11_09_6

今日の群れは、まだ小さい子連れが多いです。子クジラは母クジラの下に潜っておっぱいを飲んでいるようです。
母クジラが尾ビレをあげて潜っていったあと、ついていこうと頑張って潜る子クジラもいれば、ひとりでそのまま泳ぎ続ける子クジラもいます。
早くお母さんが帰ってきてくれると良いね。

帰港途中、南島沖でミナミハンドウイルカが船に近付いてきました。
また今度、たくさん遊ぼうね。

イルカにクジラにと、出会いがたっぷりの一日でした。