夏真っ盛りの父島です。
大勢の観光客が来島されています。
海の青が美しい季節ですが、今年は次々に台風が発生しています。
その影響で、風が強く波の高い日もあります。
曇ってはいても、日射しが出るとぱーっと明るくなります。
この青をこそ、皆さまに見ていただきたいのですよね。
そして、ご機嫌なミナミハンドウイルカとのスイムが楽しいです。
このイルカは、まっすぐ来て、そのままくるくる回って遊んでくれました。
イルカの群れに交じって泳ぐのも、なんて気持ち良いのでしょう。
まるで、イルカたちの仲間に入れてもらったみたい。
上も下も横も、イルカだらけです。
ハシナガイルカの群にもよく会えています。
舳先を囲んで併走してくれます。
浮き沈みするたくさんの背ビレに歓声が上がります。
ハシナガは、アクティブな行動も見せてくれます。
船のすぐ横でいきなりジャンプするから、ファインダーからはみ出しちゃいました。
波の穏やかな日には、南島にも上陸してます。
扇池の砂浜には、海まで辿り着けなかったアオウミガメの稚ガメの姿を見ることもあります。
まだ生きている稚ガメは、そっと波打ち際に放してやりました。
南島の周りには、カツオドリのヒナがそこここに見られます。
まだ白い羽毛だけど、茶色が混じってきました。
風を受けて、羽ばたきの練習をするヒナも。
去年は台風により3分の1が死んでしまったけど、今年はうまく切り抜けて欲しいです。
人気の兄島海域公園のキャベツビーチでは、いつも賑やかな声が響いています。
ビギナーさんでも、夢中になってサカナを見てるうちにどんどんお上手になりますね。
釣浜の崖で雨宿りしているノヤギもいました。
黒いヤギの角が見事です。
もしかしたら、家族なのでしょうか?
ノヤギは植物保護のために駆除が進み、今では父島でだけ見られる光景です。
泳いだあとにはアッパーデッキから飛び込みされるかたもいらっしゃいます。
カツオドリのヒナの羽ばたきを真似たさまは、いかがでしょうか。
もちろん、このかたは、頭からの綺麗な飛び込みもお得意です。
そして、夜も忙しいです。
父島の盆踊り、それはそれは盛り上がって、島民も観光客も踊りまくります。
中日には、花火大会もありました。
返還50周年を記念して、例年より多く打ち上がりました。
横になって間近に見上げる花火、最高です。
台風の影響で、おがさわら丸の出港が19時になった便もありました。
夜のお見送りは、日中とはまた違う雰囲気です。
お気を付けて~! 行ってらっしゃい~!
またお待ちしてますね!!