ゴールデンウイークが始まりました。
青空が広がり、海は凪ぎ、最高のコンディションです。
出港したとたん、イルカの情報がありました。
烏帽子岩の沖で、ミナミハンドウイルカです。
さっそくスイムしましょう。
ビギナーさんも皆、昨日のうちにスノーケリングレッスンツアーに参加されてるので、問題ありません。
水中に入ると、イルカたちが次々やって来ました。
すぐ横や下を通過していきます。
さて、何頭いるのでしょうか。
16頭までは数えたけど、その向こうにもいそうです。
サカナをくわえているイルカも2頭いました。
このサカナは、ハギでした。
群れ全体が移動しているので、咀嚼して飲み込むヒマがないのかしら、くわえたままで泳いでいます。
お食事中をごめんなさいね。
スイムを終えたら、また別のイルカの情報です。
器材もそのままに、すぐ二度目のスイムです。
こちらも16頭以上のイルカがまっすぐやってきました。
移動に従って、サンゴの浅瀬を通ったり、白砂の海底を背景にしたり。
どちらの群れも同じ方向へまっしぐらに泳いでいたなんて、南でイルカの集会でもあるのかしら。
南島へ、扇池から泳いで上陸しました。
日射しが強いぶん、景色が綺麗です。
歩くとさすがに暑く感じますが、そのあと海で泳ぐ気持ち良さといったら!
ハートロックを回り、ジョン沖でランチにしました。
テーブルサンゴが広がる、美しいポイントです。
もちろん、ランチのあとはスノーケリングをします。
兄島瀬戸の西に親子クジラがいました。
呼吸に浮上してくると、大小の背ビレが並びます。
そして、2頭揃って、また潜っていきます。
と、いきなり!
子クジラが船の真横に浮上してきました!
ビックリ!!
子クジラとはいえ、こんな近くだとさすがに大きいです。
そのうえ、母クジラもその横に浮上して来ました!
親子は、そのまま舳先にやってきます。
背中も広いし、鼻の穴さえも大きい。
ブロー音が響きます。
親子はゆっくりとお休みモードのようです。
母クジラは尾ビレを高く上げることもなく、すーっと潜っていきます。
その代わり、子クジラのほうは、珍しいくらいにしっかり尾を上げていきます。
兄島海域公園キャベツビーチでスノーケリングです。
ジョン沖とはまた違う景色で、浅くて、水面下のサカナも多いです。
泳いだあとは、アフタヌーンティタイム。
暖かい飲み物で一息入れましょう。
イルカたちとのスイムにスノーケリングと、たっぷり泳いだ一日でした。
濡れた体に心地よい風を受けながら、帰港しました。