今日は、イルカとクジラの両方を探すツアーです。
さて、遭えるでしょうか?
出港して、南へ向かいます。
南島の西で、イルカの背ビレを見つけました!
4頭のイルカで、入ってみると、全員がフレンドリー!
海中で、まっすぐこちらに向かって来ました。
イルカ同士で絡んでいると思ったら、ヒトにも寄って来ます。
イルカもヒトも、入り乱れて、遊びます。
行ってしまったと思っても、また戻ってきます。
そしてまた、くるくる回ります。
ずっと一緒に泳ぐロングスイムに、船に戻ると、息が弾んでしまいます。
それでも、イルカが船の傍に現れると、入らずにはいられません。
イルカも、誘うようにやってくるのですもの。
これほどくたくたになるスイムも、久しぶりです。
大満足のスイムを終えて、キャベツビーチでスノーケリングとランチにしました。
午後は、外洋域を目指します。
凪の海を、滑るように走ります。
水深1000mを越えた辺りで、水中にマイクを入れて、マッコウの方向を探ります。
じきに、ブローを確認!
左斜め上に上がる、まさしくマッコウクジラのブローです!
次々と、浮上するマッコウをウォッチします。
親子クジラが多いですね。
子クジラは、母クジラの隣で小さい頭を出します。
時々姿が見えなくなるのは、おっぱいを飲んでいるのでしょう。
呼吸を繰り返して、やがて深く潜る前には、尾ビレを高く上げます。
でも、今日は、尾ビレを上げずにすーっと潜っていくマッコウが多いですね。
そんな潜りかたが流行っているの?
日射しも強いので、海に入って、クールダウンします。
底が見えない、青一面の海では、上下がわからなくなりそうで、深く潜るのもちょっと怖く感じます。
沿岸域より水温が高く、30℃を超しています。
こんな外洋域でのスノーケリングなんて、なかなかチャンスがありませんものね。
マッコウウォッチを終えて、帰港しました。
この凪が続くと良いのですが。
東京コミュニケーションアート専門学校
海洋生物保護専攻
高田雅史
ご無沙汰しております。
台風の季節になりましたが、小笠原も影響が出ていると思われます。
マッコウクジラ確認され出したのですね。
私は鯨類の中では、マッコウクジラが大好きなので、今後もブログのアップを楽しみにしています。
現在私は、海洋研修を終え、夏休み後のテスト対策中です。
1ヶ月、ウォッチングガイドの仕事を体験し、大変さや楽しさ、自分への自信も得た、実りある研修になりました。
貴社へ研修に行く際は、更に力をつけて挑みたいと思います。
マッコウクジラは一年中沖合を回遊しているようですが、ウォッチシーズンとしては海が穏やかな夏から秋となります。
中でも、9月から10月がベストシーズンなので、私たちもこれからの出会いを楽しみにしてます。