小笠原ホエールウォッチング協会が、鯨類一斉目視調査を行いました。

1月28日は、父島列島周辺海域での調査です。
4隻の船に調査員が乗り込み、それぞれ別ルートを走って、目視でクジライルカを探します。
7時40分から始めて13時20分頃まで、休みなしで海を見張りました。
見つけたときには、位置と、鯨種、頭数、行動を、わかる限り記録します。
結局、この日は39群61頭の鯨類を確認し、ザトウクジラは、昨年同様、父島列島西側の浅い海域で多く見られました。
また、外洋域では、マッコウクジラも確認できました。

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2月1日には、母島列島周辺海域での初めての調査が行われました。
2隻の船で、やはり目視で捜します。
9時20分から14時30分まで、母島列島の西側と東側とを走りました。
数はまだ公表されてませんが、どちらも浅い海域でザトウクジラが多く見られました。

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このような調査の結果は、私たちにとってたいへん参考になります。
今後も機会をつくって、さまざまな調査を続けていただきたいところです。